メチル化ヌクレオシドデータベースを公開しました。
転写産物であるRNAは、タンパク質同様、細胞内代謝産物により様々な化学修飾を受けることがわかっています。
その中でもS-adenosylmethionine (SAM)を供与体とするRNAメチル化修飾は、塩基間、あるいは塩基ータンパク質 アミノ酸残基間の相互作用等を通して、RNAそのものの安定性や翻訳制御、転写制御に関わる重要な化学修飾であると考えられています。
本データベースでは、これらメチル化修飾されたRNAの化学構造や液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC -MS /MS)データを掲載しております。